top of page

「家づくり入門講座」開催


平成31年3月16日、「家づくり入門講座~安心安全な住まいを手に入れるために」を開催致しました。 家を建てるプロセス順に「家づくりをはじめる」「設計を知ろう」「契約の重要性」「工事中のトラブルを防止しよう」「完成後の注意点」と題して弁護士・建築士が役割分担をしながら、時にはクイズ形式や寸劇などを織り交ぜて講演を行いました。

10時~16時半という長丁場でしたが、会場は満員となり、参加者みなさんが、講師の話をメモを取りながら熱心に聞いていただきました。講師陣もやりがいを感じ、楽しく工夫をしながら講演することが出来ました。

広島欠陥住宅研究会には、毎年多くの家づくりに関するトラブルの相談が寄せられます。最近は、簡単に契約してしまったことや打合せが十分ではない状態で建築が始まってしまったために起こったと思われるトラブルの相談が多く、これらは、施主側が十分な知識をもって対応することで防げるものでもあります。 そのため、当会としては、大切な夢のマイホームづくりでトラブルが一度発生すると取り返しのつかない事態に発展することもあるため、予防の重要性を身に染みて感じており、その一環として、今回の家づくりセミナーを開催させていただきました。 はじめての取り組みで不慣れな点などもあったかと思いますが、大勢の方に参加いただき熱心に話をきいていただけましたので、定期的に、より内容を充実させながら次回以降も開催していきたいと考えています。

また、当日は、当会で新たに取り組むこととなった「住宅取得サポート制度」の紹介もさせていただきました。 この制度は、住宅取得者のニーズに応じて、契約締結時や引渡時の施主検査などに、弁護士・建築士が住宅取得者のサポートとして立ち会う制度です。 弁護士・建築士などの専門家にサポートを受ける場面は、トラブルが発生したあと、と思われがちですが、むしろトラブルを防ぐために、家づくりの段階で専門家のサポートが欲しかったという声があり、この制度を立ち上げることとなりました。 専門家が立ち会うことで、住宅取得者側が安心なことは勿論、施工業者側も万全な対応をしようと心がけてくれる面があり、トラブルは未然に防げるのではないかと考えております。 詳しくは、当会事務局(板根富規法律事務所 082-224-2345)にお問合せください。


最新記事
アーカイブ
bottom of page