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全国ネット第45回大会開催


平成30年11月17日、18日の2日間にわたって,第45回欠陥住宅被害全国連絡協議会が開催されました(場所:えひめ共済会館)。 第1日目は、特別企画Ⅰとして、最近メディアでも取り上げられているマンション大規模修繕に伴って一部で管理組合の利益を無視したコンサル業務が行われている実態について、この問題に詳しい須藤桂一一級建築士をお招きしご報告いただきました。

特別企画Ⅱでは、今年連続して発生した大規模災害をふまえ、「自然災害と住宅の安全」と題し、主に、法的責任と不可抗力抗弁の整理を、立命館大学法科大学院の松本克己教授にご講演いただき整理しました。 研究会会員の森友隆成弁護士からも平成30年7月豪雨について被害報告を行いました。

第2日目は、研究会会員の風呂橋誠弁護士がコーディネーターを務め、全国ネットが毎年開催している欠陥住宅110番の意義と課題について検証・議論を行いました。近年110番の相談件数が少なくなっていますが、その原因は一つではありません。これらを大会参加者全員の共通認識としつつ、各地が行っている工夫点を共有し、また110番も相談件数減少をうけて縮小方向とするではなく、むしろ、全国ネットの活動範囲を相談者のニーズに対応してその範囲を変化拡大していくべきではないかとの提言がなされました。

今回は、松山大会開催で中国四国ネットが現地ネットとして大会運営にあたり、大会2日間にわたって,総合司会は研究会会員の川島好勝弁護士、半澤茜弁護士が務めました。


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