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3ネット交流会 IN 広島


平成30年6月30日(土)、3ネット交流会IN広島を開催しました。

3ネット交流会とは、広島欠陥住宅研究会が所属する中国四国ネットのほか、東海ネット神戸NETの三団体が忌憚のない意見交換を行う会として企画され、今回が6回目の開催でした。

第Ⅰ部は、欠陥住宅被害の予防活動について議論を交わしました。欠陥住宅被害をなくすために、「予防」はとても重要です。この認識から、各ネットも住宅取得者向けの予防セミナーを開催するなどしているものの、活動の中心は、被害相談や調査・訴訟等の救済活動となりがちで、予防活動は十分なものとはいえない現状にあります。 そこで、3ネット交流会では、各ネットがこれまで開催したセミナーの報告を行って、工夫点や改善を要する点などを共有するとともに、『欠陥住宅被害を防ぐために、セミナーで何を伝えるべきなのか』『たくさんの家づくりセミナーがある中で、ネット主催だからこその強みはなにか』など熱のある議論が行われました。

第Ⅱ部では、各ネット所属のベテラン会員が、インタビュー形式で、活動に携わることとなったきっかけや、活動を継続しているやりがいや原動力、若手会員へのエールなどを語りました。 各ネットいずれも、新規会員の減少や入会しても活動が継続しないという課題を抱えています。法改正や建築技術の向上などにより、欠陥住宅被害が減少しつつあるという現状はありますが、被害が0になる日までは、この活動は継承していく必要があります。 活動に携わるきっかけは多種多様でしたが、活動を中心となって長年担われている方は、それぞれが事件などを通して学びながら、欠陥住宅被害者に置かれている立場に寄り添い、被害者が直面している紛争を少しでも解決していくことに意義を感じ、ブレない「コンパス」を持って活動をされているように感じました。 これを若手会員も継承し、10年後20年後も充実した活動を3ネットで行いたいと考えています。


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