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全国ネット第43回大会に参加しました

  • 広島欠陥住宅研究会事務局
  • 2017年11月20日
  • 読了時間: 2分

平成29年11月18日・19日、欠陥住宅被害全国連絡協議会が名古屋市にて開催され、広島欠陥住宅研究会から5名参加しました。

大会1日目は、全国ネットの会員でもある立命館大学法科大学院松本克己教授より「民法改正と建築瑕疵責任」をテーマとした特別講演があり、特別企画として調査・設計・監理の段階での建築士の業務とその責任について報告・パネルディスカッション形式で意見交換がなされました。

大会2日目は、各地域ネットの相談体制についての報告とその課題について、また、毎年1回全国ネット主催で開催している110番を今後も継続するべきかについて意見交換がありました。 広島欠陥住宅研究会からは、事務局の負担軽減・合理化よりも相談者目線にたったより相談しやすい体制を構築していくべきであること、また、110番も継続して開催していくべきであるとの意見を述べました。

また、前回の全国大会(本年5月東京にて開催)以降に各地域ネットの弁護士が勝ち取った勝訴判例・和解の報告がありました。 今年の6月に民法の大改正が行われました。民法から「瑕疵」という文言が消えたり、責任追及期間(時効)が変更になるなど、建築紛争訴訟にも影響があります。いままで最高裁などで積み重ねられてきた欠陥住宅被害者救済のための判例法理と改正法の関係をどのように理解するのかなど、今大会の特別講義の内容を踏まえ,広島欠陥住宅研究会でも勉強会を実施するなど研鑽していきたいと思います。


 
 
 

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