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東海ネット主催 3ネット交流会


平成29年6月17日,東海ネット主催の3ネット交流会が開催され,広島欠陥住宅研究会から6名参加しました。 3ネット交流会とは,欠陥住宅被害全国ネットに所属する地域ネットのうち,東海ネット・神戸NET・中国四国ネットの3ネットが各ネットの日頃の予防救済活動を報告するとともに意見交換を行い,より充実した活動を行うことを目指し,過去4回行われていました。 今回は,東海ネット主催で第5回3ネット交流会が名古屋大学減災館で開催されました。 名古屋大学災害対策室室長飛田潤教授より「大規模自然災害にむけた建物の備え」と題してご講演いただき,その後,減災館の施設をご案内いただきました。 減災館は建物自体が免震構造となっており,免震装置を見学させていただくとともに,津波や建物の構造を解説した模型や東日本大震災の新宿高層建物の実際の揺れを再現する装置などがあり大変貴重な体験ができました。

欠陥住宅被害全国ネットも,阪神淡路大震災で建物が凶器と化し,亡くなられた方の約9割が圧死であったことが契機で設立された団体です。今回,改めて,実際の地震の恐怖を視覚・聴覚で体験したことで,より一層欠陥住宅被害の救済予防活動に力を入れていかなければならないと思いを新たに致しました。 その後,3ネットで例会の持ち方について,意見交換会が行われました。例会の持ち方に一つをとっても各ネットで特色があり,かつ,参加者はそれが当たり前だと思いがちなところがあります。それが当たり前ではなく,他ネットではこのようなこともやっていると気づけるのも3ネット交流会の重要な意義です。より充実した例会を開催したい思いは共通ですので,今後も情報交換を行いながら活動に励んでいきたいと思います。 その後行われた懇親会も,台湾ラーメンの発祥店(名古屋なのに??)に案内いただき,にぎやかに盛り上がりました!


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